三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

ファルージャ作戦

ジェイコブズラダー

マスコミ報道によれば、今現在、米イラク連合軍は、市内の8割を確保している。12日まで5日間の戦死者は、米軍22人、イラク軍5人、武装勢力側は約600人とされているが、進攻に先立つ砲爆撃による死者数が正確にカウントされれば、さらに増えるのではないかと思う。
日本国内からは意外なほど反対の声が上がらなかった。あの「朝日」ですらアメリカ非難の論調を鈍らせた。ファルージャが、香田青年を殺したザルカウィ一派の本拠地だと報道されていたからだろう。
自分一人の命と引き換えに、都市一つへの包囲攻撃に対する、有力先進国一国の国民的支持が得られたと考えれば、香田の霊も少しはなぐさめられるだろうか?
ザル本人はじめ幹部は戦闘開始前どころか、包囲前にちゃっかりファルージャから逃げ出し、戦っていたのは地元住民を巻き込んだ下っ端連中らしいが、それにもこのヨルダン人テロリストの卑怯っぷりが端的に現われている。人質を殺し、スナッフビデオを製作していた現場も確保された。相当数取ったという捕虜への訊問により、今後ザル本人をより効果的に追い詰める方策が立てられるだろう。