三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

ヤングジャンプ「国が燃える」休載

南京事件の描写に対しての読者や「地方議員グループ」の抗議を受けてのことらしい。
さほど熱心な読者ではないがYJはずっと読み続けていて「国が燃える」も読んでいた。当該の件については「いわゆる大虐殺派の主張に即した描写」と認識していた。作品が拠って立つ史観からして左翼丸出しだったから、別に驚きはしなかった。
驚いたのは「休載」云々だ。何それ? 最初から負けてるじゃん。まるで「言論弾圧に屈した」みたいじゃん。編集部として、とことん戦って作家を守ってやれよ。抗議に対して、作家自身が信念に従って堂々と反論する場をキチンと提供してやれよ。それが、メディアとして最低限負うべき責任だろうが。
三鷹自身は「保守反動」で、本宮史観とは相容れないが、それはそれとして「国が燃える」がこんな形で終わっては欲しくない。あっさり屈して「しょせんはまんが…(笑)」と蔑まれるなら、「まんが」それ自体の敗北じゃないか。いいのか、それで?