三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

年金未納問題

よく分からんが、具体的に誰がどうと言うよりも、現実にこんだけの数の国会議員が払っていなかったということは、代議士という職種においては年金制度は機能していなかった、ということなのではないか? 代議士だけじゃなかろう。江角や筑紫などタレント。ひいては自由業全般、極端に言えばリーマン以外のほとんどの人間にとって、年金制度は機能不全を起こしているのでは?
いっそ廃止しちまったらどうだろう。現に受給している老人には現状のまま上げるとして、それ以外のひと(企業含む)には、今まで払った分だけキッチリ返してチャラにする。原資は消費税。たとえば10年間と期間区切って十数%にする。一人あたりの返却額は数十万から、ひとによっては億になるだろうから、10年分割ぐらいで払い戻せば、相当な経済効果が見込まれる。
で、老後については昨今流行の「自己責任」で何とかしてもらう。地道に貯金するもよし、株や債権に投資するもよし、こどもを多めに作っといて頼るのもよし。おお、少子化対策にもなるじゃん。
だいたいが、50代60代の人生まとめに入った連中が年金を気にするのは分かるが、20代30代の若い連中までが損だの得だのと騒いでいるのは、なんとも気持ちが悪い。一億総公務員化というか、親方日の丸意識というか。君たち、そんなに「国」に頼り切ってていいのか? 20年30年先のことなんてどうなるか分からんぞ。それ以前に野望とか夢とかは無いのか? ゲイツ君みたいにどかんとひと山あてて、税金安い外国に移住して楽しく暮らそうとか思わんのか? ……思わんのだろうなあ。