三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

イラク人質事件

まだまだ予断を許さない状況ではあるが、一つだけ安心したのは、世論が「人命最優先、自衛隊撤退すべし」へ雪崩れることは無かったこと。「テロリストの要求を呑めば、同様のテロを誘発するだけ」という諸外国の常識が、遅ればせながら日本でも通用するようになったということだろう。
逆に撤退論を主張した共産党社民党など左翼勢力、一部マスコミの突出ぶりが印象的だった。政党というより「宗派」である共産党はともかく、「市民政党」の看板を掲げる社民は、「プロ市民」(笑)以外の支持を完全に失って、今度の参院選あたりで事実上消滅するんじゃないか?
プロ市民」と言えば、今回の人質のうち二人と「関連諸団体」のひとたちは、まさに「プロ市民」であるわけでさ。「プロ市民」と一般国民との決定的な乖離を明らかにした「事件」でもあったわけだ。と、それもこれも事件が解決した後の話、ということにしておきたい。
「最悪の結果」もじゅうぶんに有り得るわけだから。