本棚↑にアップした文章への追記メモ。
「慰安婦証言」をオーラルヒストリーとして尊重すべきだ、という主張は分からなくもない。ならば、その「証言」を聞いて義憤を感じ、戦後50年を経てようやっと重い口を開いた「元兵士の声」もまたオーラルヒストリーとして尊重すべきだろう。
三鷹自身、「論争」の途中、香港攻略戦に参戦した元兵士の爺ちゃんの「語り」を直接聞く機会があったが、「慰安婦証言は嘘だ」とハッキリ言ったよ。「軍が無理やり連行してきたなんて大嘘。荒稼ぎできるだろうってんで、業者に連れられて来たんだ」と。
同様の証言はいくらでもあるだろう。ちうか、それこそが「コモン・センス」だったから、「論争」以前はことさら問題視されなかったのだし、慰安婦自身もあえて語ろうとはしなかったのだろう。それを語るよう誘導したのが、サヨなわけでさ。で、元兵士の実感（＝オーラルヒストリー）とは真っ向から異なる「吉田清治証言」を有力な根拠としていたくせに、秦郁彦の実地調査で嘘だと暴かれたら、慰安婦証言はオーラルヒストリー云々と強弁するようになった。なるほどさようにサヨの屁理屈は後からどんどんついてくる。
