三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

ローマ教皇

ローマ法王からローマ教皇へ呼称を変更」

 これは日本語(というか漢字文化圏)的には正しい。漢字では「皇」は「王」の上位で、王を封じる存在だから。だからこそ韓国では天皇を「日王」と呼称して、「格下げしてやったニダ」と自慰ってるわけだ。余談ながら。で、「法王庁」も「教皇庁」になる。
カトリック中央協議会」のサイトによれば「教えるという字のほうが教皇の職務をよく表す」と謙虚な書き方をしてるが、本質は(少なくとも日本側の)、実態に即した「皇」に変更します、ということだと考察する。
 事実、今の世界で12億人以上のカトリック信徒を「教え導く」ローマ教皇は、君主としては最高格であり、英国女王よりアメリカ大統領よりも「上」。
 ラテン語じゃ「パパ」で英語圏じゃ「ポープ」、要するに「父」という意味だが、その重みはとてつもない。ちなみにスペイン語じゃ「papa」で最初のパにアクセントがかかる。二番目のパにアクセントがかかって「papá」となると「お父ちゃん」という意味になる。