三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

若者の「クルマ離れ」

ずいぶん前から論じられているようだが、自分自身久しぶりに新車買って、MT軽という特殊選択がツボにはまって「クルマ乗るって最高楽しい」状態になってしまった経験による、歪んだ、しかし新鮮な感覚でもって言えば「若者がクルマに興味持たないなんて当然」と言い切れる。だって「若者が興味持つようなクルマ」なんて現在日本に存在しないから。
公共交通機関が発達した都会じゃクルマなんて不必要だし、田舎じゃ必需品であると同時に「白物家電」的なコモディティと化している。若者が興味を持ち「夢」を託せる対象じゃない。すでに進行していた若者の「洗濯機離れ」「冷蔵庫離れ」「電子レンジ離れ」などなどに「クルマ離れ」も加わったちうだけのことでもあるのだが。
想像せよ。自分自身が今現在、免許取り立ての18歳の若者だとして、「何がなんでもこれ乗りたい」と切望するクルマがあるか? 無い、と断言できる。「こんくらいが適当でしょ」というクルマは複数あり、その中のどれかを選択するのだろう。洗濯機や冷蔵庫を選択するように。で、そんなクルマ乗っても、便利ではあっても楽しさは無い。