ヨソと確実に違うのが、マクド等のファストフードやカップ麺等のインスタント食品の消費量の少なさ。月に一度食うか食わないかだと思う。いや、もっと稀か。
理由は単純。不味いから。
味覚についてはウチもヨソも大して違わないと思う。ウチじゃ食わないファストフードをヨソじゃ食うのは、テレビＣＦが味付けしてくれてるからじゃないかと推察する。
何かで読んで共感したのだが、食べ物において、安くて旨いのはうれしいし、高くて旨いのも「なるほど」と納得できる。高くて不味いのには怒りをおぼえ「二度と食わん」と、これまた納得できる。最悪なのは「安くて不味い」ケース。
不味さを痛感しつつ、安さ故にチョイスしてしまった（せざるを得なかった）自分自身の「貧しさ」をも思い知らされる。故に最悪。
でも、テレビＣＦがそれを救ってくれる。「ハッピーセット」とか何とか楽しげに歌って「安かろう不味かろうでも、それはそれとして君は幸せなんだよ」と慰めてくれる。
そうした「補完」を喪失しているが故に、ウチはファストフードやインスタント食品を忌避する。
