15禁映画の主役11歳女子殺戮の天使…いいのか?
町山智浩氏お薦めの「キック・アス」を観てきました。
コスプレ高校生ヒーローが主人公と見せかけて、実質主役はクロエ・グレース・モレッツ演じる「ヒット・ガール」。11歳の女の子が防弾コスチュームに身を包み、銃と刃物とカンフーで悪党どもを殺しまくります。
過激な暴力描写で「15禁」。かつ中学生(いわゆる「厨二」?)あたりに特に強烈にアピールしそうな、「正義」をテーマとする作品。
そうだ、「正義とは何か」を青少年に考えさせたいなら、マイケル・サンデルの下らない講義聞かすよか、この映画一本見せてディスカッションすればいい。