三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

自転車放置旅行?

日頃ネットで他人様の自転車日記や自転車旅行記など、楽しく読ませてもらっているのだが、中には「?」と思わざるを得ないひともいる。例えば…
もう10年以上に渡って日本各地を自転車旅行して、道中記を文章と写真でサイトに公開しているひとがいる。東海道中山道通って東京から京都まで走ったり、東北を一周したり、なかなかスケールがでかい。ところが旅行期間がえらく長いのだ。東京→京都に3ヶ月かけてたりする。何でそんなにかかるの? さらに、学生でも自由業でも無い、ごくフツーのおじさん(多分三鷹より10歳くらい上)なのに、何でそんなことができんだ?
不思議に思って、よく読んでみたら、休日一日走って自転車を最寄り駅の駐輪場に入れて電車で帰宅。1週間とか2週間後の休日に、電車でその駅まで行って自転車を引き出して走る、てな感じの「旅行」なのだ。なるほど、これだったら京都まで3ヶ月かかるだろ。
その間、自転車は旅先に放置状態。駐輪場所は屋根のあるところとは限らないから、雨風で汚れたり錆びたりするだろう。さらにパーツを盗まれたり、サドルを取り替えられたり、いろいろ酷い目にあっているのだが、おじさんは平気。
よそから来た人間に何日も(時には1ヶ月以上も)自転車を放置される「地元」の迷惑を考えないのか? という疑問(というより憤慨)は当然抱くとして、それ以前に自分の愛車をそんな風に扱える気持ちが分からない。ちうか、そんな「自転車旅行」があり得るなんて想像もつかなかったよ。
このおじさんの公徳心の無さを糾弾しようとか、そういう意図はない。言うだけ無駄だろうし。単に、あまりに驚いたので書いてしまった。