三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

レクサス追記

自分が言いたいのは「ブランド商売はアホらしい」ということではない。今回の「レクサス日本逆上陸」はブランド商売の悪いお手本ではないか、と考えているだけのこと。
「ブランド」てな横文字を使うから分かりにくい。「看板」「のれん」と考えれば分かりやすい。「トヨタ屋」の看板で車を売っていたところに、「トヨ夕(とよゆう)屋」なるパチモンメーカーが登場したら、のれんの意地にかけて潰す。要するにそゆことでしょ?
レクサスがアメリカで成功した理由は、簡単に言えば3つ。
1.トヨタ車の品質向上
2.従来の日本車の低品質イメージと「1」とのギャップ
3.ディーラーへの「日本的サービス」の導入
「逆上陸」において、上記の理由のうち、通用しそうなのは「2」のみ。それもはなはだ怪しい。
「お客さん、ベンツやBMは金持ち向けに高品質で高価格、トヨタは庶民向けに勉強品質で勉強価格と思いこんでいませんか? 今度のレクサスは、中身は同じトヨタ製でも、庶民はアウトオブ眼中。金持ち向けに高品質で高価格でっせ。新ディーラーも床に大理石敷いて高級イメージ演出させてもらいます」
てな感じ? それで「お客さん」は納得すると思います?
あえて一番下品な例を想定するに「俺BM乗ってる。ホテル行こか」「うん行く」てなシチュエーションを「俺レクサス」に転換できるか、ちうことやね。かなり難しいのではないか、というのが三鷹のマーケット分析(笑)