三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

80年代バブル文化

小田嶋隆氏のサイトが久々更新。西武堤義明タイーホにからめて、ユーミン的80年代バブル文化をこきおろしている。確かにプリンスはひどかった。「社員旅行」もどきで行った苗場じゃ、一年上の先輩とダブルベッドで毛脛すりあわせて寝たっけ。飯も高いばっかでファミレスレベルだったし。貧乏人相手のボッタクリ商売だったのだろう。ちうか、貧乏人が身分不相応のゼータクをしようとするところに生まれるビジネスチャンス、とでも呼ぶべきか(w
だがしかし、大きな意味では文化それ自体の成長過程の「若気の至り」だったのではないだろうか。高級品に憧れつつ、値段以外の価値を理解していない。偽物に何度も騙され、バッタもんを高値で買わされて、初めて本物の価値が分かる。分相応という言葉を実感する、と。
バブル時代の馬鹿騒ぎを経て、初めて日本に「ブルジョワ文化」が大衆レベルで根付いたのかもしれない。