三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

ちくま少年文学館

光車よ、まわれ!

古書店を一周。みわ書房で、ちくま少年文学館の見慣れない本を見つける。金石範「マンドギ物語」。一瞬迷ったが、「迷ったら買い」の鉄則に基づき買う。1570円。
ちくま少年文学館のラインナップが未だに良く分からない。ネットを検索しつつ検証してみよう。
 1.「ユリアと魔法の都」 辻邦生
 2.「青い宇宙の冒険」 小松左京
 3.「ダンダン 海に落ちた話」 長谷川四郎
 4.「光車よ、まわれ!」 天沢退二郎
 5.「おっちょこちょ医」 なだいなだ
 6.「マンドギ物語」 金石範
 7.
全6巻だとすると、5を除いてすべて揃えたことになる。にしても見事なまでにバラバラなラインナップであることよ。辻は純文学、小松はSF、長谷川は抑留作家、天沢は詩人&大学の先生、なだはサヨ医者、金は在日。「揃えよう」という気持ちにはなりにくい。ネットを検索しても一覧をアップしている奴がいない。「おっちょこちょ医」は出た当時に読んだと思う。集英社文庫やらなだいなだ全集に入っているから、読むだけなら今も容易いだろう。まあ、めっけたら買う、ちうことで。
で、復刊ドットコムで「光車」がブッキングから復刊されていることを知る。これは声援の意味も込めて買わずばなるまい。速攻オーダー。2835円+送料380円。