三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

Mで逆転!5円チョコ

「婚活女性の年収1300万に5円チョコの価値しかない」という恐ろしい言説がTwitterで流通している。

これはつまり「稼ぎのある女」が結婚相手として求めるのは「もっと稼ぎのある男」だが、そういう男が結婚相手として求めるのは「稼ぎのある女」ではなく「若い女」であるという、身も蓋もない事実。

「だったら、若くて稼ぎのある女ならいいんでしょ?」と反論しても、「具体的に?」と問い返されると詰まってしまう。「人気アイドルとか、ハリウッド女優とか…」と並べたところに「人気AV女優、売れっ子ソープ嬢」と追加されてしまい、そもそもの「婚活女性」とは別ジャンルであると判明する。

現実の「年収1300万婚活女性」は、高学歴で高収入な職業につき、若くても30代で、大半はアラフォー以上。すなわち高年齢。で、「女の本能」により、「自分より上」の男を求めるが、そもそもが希少。で、男はそもそも結婚相手に高学歴も高収入も求めていないし、高年齢はマイナス要素。結果、三高女の婚活は袋小路にハマる。

「しょうがないよね」と見捨てるのは簡単だが、「別解」を考えてみた。

Mに目覚めて、あえてSの下層男と結ばれるのだ。そして、

「ああ、慶応出女医で高収入アラフォーのあたくしが、こんなロウアーでプアーでアグリーな静山ガツに犯されるなんて」

と快感に打ち震える。女の40代は「こども」を望むにはけっこうギリギリなのだが、

「下賤に犯された上、中出しされるなんて、ああ」

と子宮をアツくすれば、多大な費用と時間と労力が要求される「不妊治療」など無用で、ごくあっさりと

「下賤の子を孕まされてしまった。ああ、なんという」

となるんじゃないか、と。

そういやギリシャ神話の美の女神アフロディテは、醜い不具の鍛冶神ヘーパイストスに嫁がされたんだっけ。武骨な肉体労働神に犯される美の女神に自分を重ねれば、M妄想もいっそう捗るんじゃなかろうか。