三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

炎上マーケティング

 現在進行中?の「ホームレス差別」炎上事件って一体何なんだ? 要はアクセス稼ぎのためのネタであり、批判する連中はそれにまんまと乗せられてるんじゃないか?

 ネットやマスコミ上でどんだけ叩かれようと、刑事罰を受けるわけじゃないし、損害賠償請求も発生しない。「糾弾」や街宣右翼のカチコミやを受ける心配もない。徹底的に「安全」でいられる。批判役の「弟」も何とも胡散臭い。こんなのに乗せられて何か言わされてる連中が馬鹿に見えるのはおいらだけ? ああ、おいらもそうか(笑)

 橘玲の言うところの「評判経済」の適応戦略の一つなのかも。ネットでのクリック数が即「売上」になるのなら「悪評もまた評判」であり「無名」よりずっとマシ。経済的に有用なわけだ。そして良き「評判」が地道な努力の積み上げなしでは得られないものであるとして、「悪評」は一発でゲットできる。コスパの良さは比較にならない。

 ヒントはちょっと前の五輪絡みのクリエイター叩きだろうと推察する。あの事件で初めて彼の名前を知った人間もいる。たとえばおいら。「有名」の次元がポンと上がったわけだ。で、彼は「キャンセル」されて多大なダメージを受ける立場にいたから損失の方が多かったが、自分の立場なら利益の方が大きくね? とかさ。