三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

朝日・毎日の報道犯罪

 防衛省がオペしてる自衛隊による東京・大阪での武漢肺炎「ワクチン大規模接種」の予約システムに、朝日AERA、毎日の記者がアクセスして虚偽情報を入力し、「デタラメ入れても予約取れた。システムザルじゃん」と。鬼首獲ったで、どやーと報道した件。

 岸防衛大臣が、両社に抗議文を送付。

 で、垣間見える事情は「ザル」=「仕様」だった、と。各自治体が配布してる接種券番号と突き合わせするためのシステムを作るには、それなりの作業時間が必要。それよりも迅速な予約受付を開始するために、あえて「ザル」にした、と。接種会場であらためて接種券と本人確認をするから無問題だろう、ということらしい。

 確かに無問題だったと思う。朝日・毎日が、よけいな「報道」などしなければ。

 この「報道」の結果、発生し得ることはざっくり2つ。

1.防衛省がシステム運用を中止し、不備を改善する。→ワクチン接種が遅れる。

2.防衛省がシステムをそのまま運用する。朝日・毎日の記事を読んだ愉快犯が大量に虚偽予約を行う。現場が混乱する。→ワクチン接種が遅れる。

 そして、人が死ぬ。高齢者が死ぬ。具体的には「迅速にワクチン接種を受けていれば、武漢肺炎に感染しても重症化を免れたであろう高齢者」が、接種が遅れたために感染して重症化し、その何割かは死ぬ。

 彼らの「死」は、朝日・毎日の報道の結果起きること。「未必の故意による殺人」と言っても過言ではなかろう。

 そのような事態を回避するのは、3番目の可能性。

3.防衛省がシステムをそのまま運用する。朝日・毎日の報道犯罪は糾弾され、「犯罪」事実が広く知られることにより、愉快犯はごく少数に留まる。→ワクチン接種は順調に進む。

 ぜひともそうあって欲しい。

 で、高齢者の皆様には、上記の事実をしっかりと認識してほしい。「朝日・毎日はわしらを殺そうとしたんじゃ」と。