三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

「テロール教授の怪しい授業」を奨める

 今回のイスラエルvsハマス「戦争」を論評するに際しては「テロール教授の怪しい授業」を参考書として推奨したい。テロリストの常套手段が学べる。喧嘩両成敗的なものも含めて「中立的文言」がテロリストを助けることになる、ということも分かるだろう。

 弱者(ハマス)が強者(イスラエル)と軍事的に戦う「最適解」がコレなんだろう、とも推察できる。住民を盾にして、住宅密集地や学校や病院の近辺からロケットを発射する。発射地点に対するイスラエルの空襲による、民間人の死傷者を最大化するのが目的。軍事技術は未熟だから、発射途中に爆発したり、ガザ域内に落下するロケットも少なからずあるだろう。それによる死傷者も「イスラエルによる空襲犠牲者」にカウントする。

 そうやって「民間人死傷者」の数字を積み上げることにより、「国際社会」に「イスラエルの非道」をアピールし、軍事的敗北に数倍する、政治的勝利を勝ち取ろうとする。

 ごく簡単な構図なのだが、豊かで平和な社会で暮らすパンピーには分からない。強者であるイスラエルが、弱い者いじめの悪者に見える。それこそがテロリストの狙うところ。