三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

正しい通信代金

 WiMAXでまかなっていた自宅の通信環境がキツくなってきたので、3年前に止めた「光」を引き直すことになった。あれこれ比較して、工事費その他の初期費用コミコミで、3年間の使用料を月3000円以下に抑える。

 単なる金額の問題じゃない。「同じ環境」を実現するための最安を追求するのが重要。これもまた勝負であり、「正しさ」の問題なのだ。たとえば、情弱相手に「安心・見栄・最新」コンボで糞高いスマホに不必要かつ過剰なサービスをくっつけて売り込む商売は間違っている。その真逆を追求するのが「正しい」こと。真逆が成立するのは、反対側に「食われてる情弱」がいるから。でも、正しさを求める人間が増えれば、間違った商売は不可能になる。短期的には自分自身が得をして、長期的には全員が得をする。これが「正しさ」の強さ。

 もっと簡単に言えば、マーケットの中じゃ100円で売ってるリンゴを、入り口で200円で売る商人は間違っている、ちうこと。とりあえずは、そいつを無視して中で買うこと。で、中じゃ100円だよ、と他の人間にも教えてやること。100円で買う人間が一定数になれば、200円商人は看板替えせざるを得ない。そんでも「かつて200円で売ってた奴だよな」との悪評はついてまわる。それが正しいこと。たとえ一時でも「暴利を貪った」なら、その悪評が周知徹底されるのが「情報社会」。それでこそ合理的な市場経済が実現する。

 ただここで問題は、200円商人と100円商人が同一なケース。これが現在日本のスマホ事情。情弱高齢者に高く売りつけた原資で、情強若者に安く提供する。若者からすりゃ、菅さんは余計なことしてくれた、になるわけよ。