三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

本は買わなきゃダメ

 情報機器代や教養費を締めることにより、教養を狭めてないか? 最新鋭のスマホなんざ不要だが、本代をケチってるとしたら問題だ。amazonのunlimitedやブクオフ110円コーナーに淫してないか?

 本は、積極的に読もうとしなきゃ全然読めないもの。買っても積ん読なら意味がない。今すぐ読みたいものを、ちゃんと買って読むのが「本道」だろう。本だけに(笑) これをサボったら、教養のメンテナンスとアップデートが滞り、「ダメ」になっていく。田舎の実家の、元国語教師で読書家だった母親の本棚が、いつの間にか年単位で変わらなくなってたり、理工系一筋だった父親の本棚はさらに酷く、何十年も前の技術書や学会誌だけになってたり。

 金の遣い方について、ちと反省が必要と分かった。切り詰めるところはとことん切り詰める。緩めるところは緩める。武漢肺炎のせいで、なかなか帰省できない、こども関係の消費は、嫁さんの精神的安定に不可欠だし。

 で、教養費は削っちゃダメ。特に本とまんが。「読み切れないほど買う」のが正解。そんでもせいぜい月数万円かそこら。まんがが平均700円なら2万円で28冊だ。そのくらいの消費をしないと「実家の本棚」になってしまう。本棚の停滞がすなわち精神の停滞。