三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

我が番号

 マイナンバーに象徴される「デジタル政府」の実現が前途多難なのは、

1.縄張りと縦割りに凝り固まった各官庁の老害さんたち。

2.政府の弱体化を目論む反日野党。

3.反日野党に与してネガティブキャンペーンを展開するマスゴミ

4.マスゴミに洗脳されたパンピー

 のせい。どこをどう切っても「ダメ」しか出てこない。

 一番問題なのは「4.パンピー」かも。「マイナンバーで政府に管理されるのは嫌」というのは、なるほどご尤もだが、この際、訊ねてみたい。

 あんたはすでに「ナンバー」で管理されている。運転免許証のナンバーで警察に、国民健康保険のナンバーで区役所に、基礎年金ナンバーで日本年金機構に、パスポートナンバーで外務省に管理されている。それらは「嫌」じゃないのか?

 そもそも日本に居住する人間はすべて、日本人、外国人に限らず、住民基本台帳でキッチリ管理されている。日本国のマネジメントの基本。その台帳に基づいて始まった住基ナンバー(大失敗)の後継がマイナンバーじゃんよ。

 で、各官庁の壁をぶち抜いて、それぞれが管理するナンバーに横串を通そうというのが「マイナンバー」の趣旨。縄張りに手を突っ込まれ、さらにIT化で人員削減が予想される官庁の老害が嫌がるのは当然だが、何でパンピーが嫌がるのか? 利便性が増すってだけの話でしょ。

「それでも嫌なものは嫌」とパンピーが抵抗して、マイナンバーの利便性を否定し、導入による効率性の実現を妨害することにより、大量の事務仕事とそれを処理するための大量の公務員を抱えた「大きな政府」が必要となる。「1.老害さんたち」と利害関係が見事に一致するわけだ。

 いいのか、それで?