もうしばらくすれば「何があったのか」がハッキリ見えてくると思うが、自分の思うところを書いておく。
武漢肺炎という、たちの悪い「風邪」が世界的に流行して、何十万人かが死んだ。大半は高齢者で、お気の毒ではあるが、遅かれ早かれ別の原因でお亡くなりになったであろう人達。マクロで中長期的には何の問題にもなりえない。つまりは「空騒ぎ」。
だが、人々の恐怖と社会的統制が実体経済を萎縮させた。株価が暴落した。すぐ後に原油価格の暴落が重なり、株価暴落をさらに加速させた。各国政府は金融政策をゆるゆるに緩めて、市場に大量の金が流れ込んだ。実体経済の回復に先立ち、株価は急速に上昇し、武漢肺炎以前の相場に近づいた。
これが「今ここ」。原油価格は戻っている。39ドルなら「低値安定」で製造業も助かるだろう。雇用も消費も回復しつつある。そして、実体経済が武漢肺炎前のレベルに戻った頃、株価はさらに上昇し、バブル状態となるだろう。それは「次のショック」が起きるまで続く。
で、自分はどうするか、なんだよな。ヘボ投資家として。
