橘玲と対談している中村淳彦が語る「近未来日本」が凄まじい。コピペしておこう。
中村 若い女性は外国に行って売春し、転落した団塊ジュニアと資産を作れなかった高齢者は無人島や埋立地に追いやられる。社会から隔絶されたその地域には酒やドラッグに溺れた中年男性がたむろし、認知症の老人が暴れたり徘徊している。朝になると凍死した死体が何体か転がっているけれど、行政サービスが極端に削られているのですぐには回収されずに放置されている。そんな暗澹たる光景が見えてきてしまいました。そうならないための解決策はないんでしょうか?
そう問われた橘は、日本は欧米の一周遅れなんで、試行錯誤を見て参考にすればいい、と逃げている。少子高齢のトップランナーは日本だったんじゃないの? ああそうか。格差社会ちうことにおいては欧米が圧倒的に「先進」だよね。
で、中村描く「無人島や埋立地」が、それなりに「いいところ」に思えるのは、自分の病気かも。爺が飲んだくれて路上で凍死するってのは、それなりの「良い最期」でしょ。西部邁もそんな最期を求めて多摩川に入水したんじゃないの?