晩飯を食いに立ち寄った滝野川の町中華で、たまたま観たテレビの報道バラエティで「全国の問題私有地」とか何とかやってた。
長崎で住宅地内の私道を封鎖して地元に大迷惑をかけてる地主とか、茨城で海岸道路を500m封鎖して、バラックに寝泊まりして監視してる66歳の爺とか。
思うことは二つ。一つ目は、土地は供給が限られた公共財であり、公共の福祉のためには、所有者と言えども、その権利は制限されてしかるべきだろう、ということ。べつに難しい話じゃない。私有地だから何やってもいい、ってことにはならんでしょ?
二つ目は「だから田舎はダメなんだ」ということ。地主が大雑把なのに乗じて、私道が公道がわりに使われているのを放置していたのは行政の怠慢。地主が代わってひと稼ぎ「ベンチャー」しようとしたり、偏屈爺がへそを曲げて私道を封鎖したりしたら、トラブル発生が必至。そんなダメ地主とダメ役所が不毛な争いを展開し、挙げ句に膠着状態に陥っているような土地は、利便性はもちろん、運気も最悪。
そんな土地に住むのはやめなよ。「観光」目的その他からも削除して、いっときでも関わり合いにならないようにするこった。住むにしても、遊びに行くにしても「都会」がいちばん。都会じゃそんなアホなことは通用しないから。