三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

梅雨の晴れ間に自転車

「晴れ間」というか「曇天」でもいいのだが、とにもかくにも「雨が降らない」数時間があれば、自転車に乗りたい。ネットの天気予報と「雨雲ズームレーダー」で確認して走り出す。

 去年の9月から始めた筋トレは、すでに200日以上続いていて「日常」になっているのだが、身体を動かしたいのであるよ。有酸素運動しないと、文字通りの「プリズナー・トレーニング」になってしまう。歩くのでもいいが、電車やバスが嫌いなので、せいぜい自宅から4km程度。自転車なら20kmはいける。自宅から皇居まで12kmなので、プラス8kmで「都内」はだいたいカバーできる。

 自転車に本格的に乗り始めたのが2005年。かれこれ14年前。当時と比較すると、東京の町中は圧倒的に走りやすくなっている。一番の理由は幹線道路の駐車違反が激減したこと。それまではミニパトがチョークでチェックするレベルだったのが、駐車監視員なる連中がビシバシ取り締まるようになった。自分も数回食らってる。1回は自宅マンションの真ん前で。

 もう一つは、この数年だが、車道の左端に青くペイントした自転車専用レーンが出現したこと。ちゃんと走行方向が示されているから、逆走する馬鹿自転車が減った。専用レーン以外にも、そこかしこの車道に自転車走行のガイドペイントがなされてる。これはクルマのドライバーに対する啓蒙効果がすばらしい。「自転車は歩道を走るもの。車道走行は禁止」と勝手に思い込んでいたドライバーが相当数いたらしく、後ろからクラクションを鳴らされることがしょっちゅうだったのが、このガイドペイント以来、激減した。もちろん、逆走馬鹿自転車の防止効果もある。

 自転車に関する日本の交通行政は「アホ」としか言いようがなかったのだが、ようやっとマトモになりつつあるようだ。永年に渡って啓蒙活動を続けてきた、疋田智氏などのおかげさまと感謝している。

 

自転車をめぐる誘惑

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自転車ツーキニスト (光文社知恵の森文庫)

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